なみへぇ×旅=『たびへぇ』ブログ

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イギリス長期滞在はワーホリや留学だけじゃない?!チャリティービザって何?取得方法は?

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こんにちは~

現在イギリスでボランティア活動中のなみへぇです。

 

私は今チャリティーワーカービザというカテゴリーのビザを取得してイギリスに滞在しています。

 

私も1年ほど前までこのビザの存在を知らなかったので、今日はイギリスのビザについて書いていきたいと思います!

 

 

イギリスに長期滞在するにはどんなビザがある??

国に寄ってビザの規定は変わるので、日本のパスポートをお持ちの方向けに書いていきます。

 

まず、普通の旅行であれば事前にビザを取得する必要はありません。

 

今回は半年以上の長期滞在を想定して、イギリスにはどんな種類のビザがあるのか代表的なものを取り上げて書いて行きます。

 

Tier5 Youth Mobility Scheme visa

(ワーキングホリデービザ

最長2年間滞在でき、1月に800人、7月に200人抽選に当選することで取得することができます。

年齢制限があり18歳~30歳まで。

他の国のワーホリビザは1年間、しかも英語圏の国ということでかなり人気で抽選の倍率も高いです。抽選に外れてもまた次回申請することができます。

 

詳細

https://www.gov.uk/tier-5-youth-mobility

 

 

Tier4 Student visa

学生ビザ

留学する際に取得するビザで

大学や大学院向けのGeneral

4歳~17歳向けのChild

語学学校向けのShort-term study visa(11か月まで)

など

いくつかカテゴリーがあり、それぞれ滞在可能期間や申請条件が異なります。

Genralに関してはそれなりの英語力の証明が必要ですが、Short-term study visaに関しては英語力の証明は必要ないので比較的取得しやすいです。

 

詳細

https://www.gov.uk/browse/visas-immigration/student-visas

 

 

Tier2 Working visa(General)

就労ビザ

会社がスポンサーとなって最長5年1ヶ月滞在できる。

英語力を証明し、イギリスで人手不足の職種や、イギリス国内に適応者がいない場合に取得できる。

 

就労ビザは、いろいろな種類があるのでこちらでご確認ください。

https://www.gov.uk/browse/visas-immigration/work-visas

 

 

Tier5 Temporary Worker - Charity Worker

(チャリティービザ・ボランティアビザ)

最長12か月、スポンサー会社が定める期間滞在できる。

仕事では一切給料を貰ってはいけない。

2017年までは英語力は問われず比較的取得しやすいビザでしたが、2018年から電話インタビューが入るようになり、いくつかの質問に答えられないと落とされるようになりました。

 

詳細

https://www.gov.uk/tier-5-temporary-worker-charity-worker-visa

 

ボランティア留学って何?

いきなりこの記事に辿り着いた方は、おいおいお金も貰わずにどうやって生活してるんだって思うかもしれませんが、

私はボランティアしている障がい者施設の2階の居住スペースで無料で部屋を借りていて、食事もキッチンから無料で頂いています。生活費はかからないので、遊ぶお金だけ貯金から使っています。

 

以前は月に£200程お小遣いが支給されていたそうですが、それがビザ違反だと指摘されて今年廃止されました。

私が働ている施設は親切なので、代わりに渡航費やビザ申請料などの初期費用を負担してくれることになりました。(これは働く施設によって違うかも)

 

てなわけで多額の貯金がなくても大丈夫ですよ!

 

お仕事は、日本でいうレクリエーション介護士に似ていると思います。

ゲームやクイズをして遊んだり、ティーパーティーを開いてお喋りしたりと、施設での生活を楽しんで貰えるようサポートします。

と言っても、まだ初めたばかりで、クイズの単語の意味を教えて貰ったりと、私の方こそサポートされまくってますが、一緒に楽しく過ごしています。

 

食事介助等の生活サポートはきちんとしたケアワーカーさんがいるので、介護士の経験がなくてもできるボランティアですよ。

  

 

イギリスビザ申請にあたって

イギリスのビザ取得は年々厳しくなっており、EU離脱でさらに拍車がかかっています。

また、ビザを管理するイギリスのHome Officeという機関は対応も遅いうえに、一回の問い合わせでお金がかかったりと、不安や怒りが募るケースも多々ありますので、辛抱強く待つことが必要です。

お金を払って問い合わせても、返事が遅かったり、納得のいく回答が貰えないことも多いようです。

 

 

チャリティービザ(ボランティアビザ)の申請方法

私が取得したTier5 Charity Worker visaについて説明していきます。

 

まず、このビザを取得するには、ボランティアとしての働き場所、つまりビザ取得のスポンサーとなってくれる企業(団体)を探さなくてはなりません。

ビザ申請にはスポンサー企業からの証明書が必要だからです。

 

この企業(団体)は政府にスポンサー企業として登録されている必要があり、何年か前まではそのスポンサー登録も簡単にできていたそうですが、今は登録条件が厳しい+毎年更新しなければならない

ということで、スポンサー企業が少なくなっているそうです。

 

初めは自力で働き口を探せないかと試みてみましたが、他のサイトに載っている情報は古いもので、探し方が見つからず断念。

日本の「英国ボランティア留学」を取り扱うエージェントから申し込むことにしました。

 

 

私が辿ったビザ取得の流れ

2017年夏

エージェントに申し込み

英語の履歴書やいくつかの書類を準備

(2018年1月頃出発希望と伝える)

 

2017年秋

ボランティア先を紹介してもらう

2018年1月~の○○か2018年3月~の△△かの2つの施設を紹介してもらい

場所が良かったので3月~の施設に希望を出す

 

気に入らなければ、紹介を見送り、他の施設の募集を待つこともできますが、スポンサーシップ登録をしている企業が少ないので、次がいつになるかはわかりません。

 

 

2018年1月~4月

待機期間

年を明けても、なかなか出発準備が始まらないので問い合わせてみると、

ボランティア先の企業にHome Officeの監査が入り、その審査結果が出ない限り、契約書を発行できないとのこと。

その後、審査結果により文書の改訂作業が入り、結局4月まで推薦書が届かずビザ申請ができませんでした。

 

これもEU離脱が関係していて、なるべく移民を増やさないよう政府が対策を取っている影響です。

 

 

4月15日頃

無事ボランティア先から契約書が届く

警察署で犯罪経歴証明書の手続きをする。

(海外でボランティア活動に従事する際に犯罪経歴の証明が必要になります)

 

4月25日

東京の「英国ビザ申請センター」にてビザ申請

スポンサー期間は6月7日から1年間で、まだ時間はあると思い優先サービスは利用せず。

 

5月15日

電話インタビュー

夜に非通知で5回、その後イギリスの市外局番で電話がかかってくる。

ビザの許可を下ろすための確認インタビューです。と全て英語での会話で18分通話。

 

質問内容は

ボランティア施設の場所

施設を知った経緯

どこに住むのか

お金は支給されるのか

今どんな仕事をしているのか

これまでのチャリティー経験

施設にとってあなたを雇うメリットは何か

等々

まだまだ続きますが、とにかく質問攻めにあいます。

 

はっきりしておかなくてはならないのは、

お金は一切貰わない!

ボランティア以外の仕事はしない!

ボランティアが終わったらすぐ日本に帰る!

等、ビザの条件違反にはならないことをアピールすることです。

ここははっきり伝えなければ、疑いを持たれて弾き飛ばされます。

 

イギリス政府は、なによりこの先もイギリスに滞在されて、結婚などによって外国人がイギリスに移住することを阻止したいのです。

 

なので、生計を立てて長居できないよう、このビザも給与の支給は一切禁止されているんだと思います。ワーホリビザと違って何度も取得できるので。

 

そういうわけで、移住を企んでいないか、就労目的ではないか、1年後すぐ帰るのかということを確認するために、いろんな角度から質問してきます。

 

この点に関しては事前にエージェントの方も詳しく教えてくれると思うので、対策は取れると思います。

 

 

6月1日

ビザ取得完了

15営業日以内で届くはずだったビザがようやく5週間経ってパスポートに添付されて帰って来る。

一安心。

 

余裕を持って準備するため6月7日の出発は見送り1週間ずらす

 

6月14日

渡英

入国の際は、厳しい審査官に当たらず無事すんなり通過

 

 

これにてイギリスビザの格闘終了。

 

 

とこんな感じの流れです!

 

当初の予定よりだいぶ出発が遅れましたが、日本でのんびり貴重な時間を過ごせたので、まぁ人生うまくできてるな~と思いました。笑

 

もう、なるようにしかならないので、ひたすた待つしかなかったです。

ビザ待ちの他の方々が、問い合わせをして奮闘しているブログを読ませていただきましたが、やはりあまりの対応に悪さにイライラが募る模様(;^ω^)

 

開き直って、私はニート生活を楽しんでいました。(*'▽')

 

自力でスポンサーを探すのは難しかったため、ボランティア留学を取り扱うエージェントが日本にあって良かったな~と思いました。

 

 

どんどんイギリスのビザ取得条件は変わっていき、私のこの記事も随時更新できるかわからないので、全て英語にはなりますが最新情報はGOV.UKでご確認ください。

www.gov.uk

 

以上イギリスビザ情報でした!(^o^)/

  

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