なみへぇ×旅=『たびへぇ』ブログ

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ロンドン観光〜毎年11月に行われるガイ・フォークス・ナイトの花火情報

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こんにちは!

11月に入ったらイベントが盛りだくさんで色んな所に出かけて来ました。

 

1週間程前の話になりますが、今回は11月5日のガイ・フォークス・ナイトについて紹介したいと思います。

 

11月5日、イギリスではガイ・フォークス・ナイト(Guy Fawkes Night)やボンファイヤーナイト(Bonfire Night)などと言って各地で花火があがったり大きな焚火を燃やしたりするイベントがあります。

 

11月5日当日やその付近の週末はお祭りのような雰囲気です。

花火好きな私は友達を誘って3カ所のイベントに行ってきました!

その時の様子もレポートしていきます(^o^)/

 

 

ガイ・フォークス・ナイトの起源

ガイ・フォークス・ナイトって馴染みが無さ過ぎてなんのことかさっぱりですよね。

各地でイベントが行われるようになった背景にはこんなストーリーがあります。

 

1605年国王ジェームズ1世の時代のお話。

プロテスタントだったジェームズ1世はカトリックと清教徒を排除すると宣言したため、両教徒から反感を買いました。

カトリック教徒13名はグループ結成し、国王とプロテスタントの議員たちの暗殺計画を企てました。そのグループの一員がガイ・フォークスです。

 

さて、国王と議員たちをどう暗殺するか。

それは議会が開会する11月5日に国会議事堂ごと爆破させようというものでした。

何十個もの樽の火薬(Gunpowder)で爆破しようとしたことから、この計画は「Gunpowder Plot」と呼ばれています。

  

実行犯たちは地下道を掘って国会議事堂の真下に火薬を運び込み、あとはマッチで火をつけるだけのところでした。

しかし、何者かによる密告で最後の最後に見つかり、その時火薬の見張り番をしていたガイ・フォークスが捕まりました。

彼は仲間はいない1人で計画を進めていたと話しましたが3日間の拷問の上、共犯者を口にし、仲間共々ロンドン塔に送り込まれ処刑されました。

 

その後人々は国王の権力が守られたことを祝福し、焚火を燃やしたり、今日では花火を挙げるようになりました。

 

 

ガイ・フォークス・ナイトのイベント

上記のような背景があるガイ・フォークス・ナイトですが、今ではイベント色の方が強くなっているように思います。

少し前までは(今でも一部の地域では)ガイフォークスの人形を作って、火の中に投げ入れるようなこともあるそうですが、

私が体験した中では、重々しい宗教的な雰囲気は全くなく、日本の花火大会のように出店が出ていたり、人が集まって花火や焚火を見て楽しむような雰囲気でした。

 

花火①地元のイベント

11月3日(土)住んでいる街の市民会館のようなところで花火が上がるイベントがありました。

入場料は7ポンド(ガイフォークスのイベントは大人7~10ポンド入場料を取るとことが多いです)

 

地元民であろう方達が、光るおもちゃのお店とホットドック&ビールのお店を駐車場に出していました。

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光るおもちゃがかなり人気でほとんどの子供たちが持っていました。

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地元のお祭りだけあって子供たちがいっぱい

男の子はライトセーバーで遊んでいました^^

 

そして音楽と共に花火が上がり始めました。

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人も200人くらい(?)しかいないので、目の前で花火が見れて迫力があります。

 

イベントは隣町でも行われるので、日本だと学区ごとにあるようなイメージです。

地元のイベントだからしょぼい花火かなと思っていたんですが、30分も絶え間なく花火があがり大満足でした!!

 

花火②Wembley

11月4日(日)ロンドンの端のウェンブリーという街のイベントに行きました。

サッカーのスタジアム「Wembley Stadium」があることで有名です。

 

こちらは入場料無料

ロンドンに行った帰りに花火だけ少し見て来ました。

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ちょうど花火が始まったころ7時に駅に着き、花火の方向に早歩きで行ったら、打ち上げ場所の目の前で見ることができました。

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15分間ひっきりなしに連続花火があがり煙が凄いことになってました(笑)

こんなギリギリに着いて目の前で見れてしまう快適さ

しかも大迫力

日本の花火大会はなんであんなにも人が多いんだろう?

 

こちらもごはんを売る出店が出ていました。

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花火後にWembley Stadiumから物凄い人が出てきたので、みんなスタジアムの中で花火を見ていたのかも。

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でも外の道端だと混み具合ゼロで見れました。

 

もし次回行かれる方は参考にしてください。

 

花火③Waltham Forest

11月5日(月)当日

ロンドンの東側の住宅地にあるWaltham Forestでの花火。

ロンドンのイベントでは10ポンド近く入場料を取られる中で、無料だったので行ってみました。

 

広場の入り口で荷物検査をしていたため、着いたら長蛇の列ができていました。

 

中に入ると人の海!!

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3つの中では1番大きくて、仮設遊園地なんかもありました。

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移動遊園地という規模を超える本格的な乗り物のアトラクションがいくつかありました。

 

こちらはお化けが出てくる乗り物

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輪投げやおもちゃの魚釣りもあり、「日本と一緒だ!」と共通点を見つけました。

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フードワゴンもたくさん

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その後25分間連続花火

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もう本当に連続です!

ひとつひとつ上がる感じではなく一気に何個も上がるのが25分間です。

日本で見る花火よりかは、丸がスカスカで、吹き出し花火が多かったですが。。

 

他の2つのイベントもそうでしたが、イギリスの花火は綺麗な丸い形の花火を一個ずつみて楽しむという感じではなく、派手にあげるのが好きみたいです。

 

音楽も大音量でかかり、日本と違って座らずみんな立って見るので、

体がリズムにノリ出し、踊りったり歌い出すような人も!

とっても愉快な雰囲気(*'▽')

 

人が多いと言っても、この迫力の花火にしては日本に比べて人が少ないので、私としては快適でした。

こちらも打ち上げ場所のすぐ近くで見ることができ、迫力満点の連続花火に大満足!

 

ロンドンにお住いの方は来年是非!!

 

番外編Bonfire リーズ

今年行ったイベントは全て花火のみでしたが、2011年リーズ留学中にあったBonfireはこんな感じでした。

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かなり大きい炎が上がり、周りに人が集まって見物します。

この時は何が起こっているのかよくわかっていませんでした。笑

大きい焚火をみんなで見たな~くらいの思い出です。

 

 

まとめ

日本では花火と言ったら夏!というイメージでしたが、派手に音楽ガンガンの中見る連続花火も最高に楽しかったです(*'▽')

11月って寒いし夏の方がいいじゃんと思ったりもしましたが、よく考えてみるとヨーロッパの夏は10時頃まで明るく、花火ができないことに気づきました(笑)

 

他にもロンドン内ならAlexandra PalaceやCrystal Palace、Wimbledon Parkなどのイベントが大きいようです。

そこらじゅうでやっているので、ネットで調べると色々出てきます。

またイギリス南部の街Lewesで行われるイベントはイギリスの中でもかなりの大規模で、パレードも行われるそうです。

 

この1週間は花火は見えなくとも、どこからかボンボンと音がなっていました。ボンファイヤーのことを知らないと「なんだ?なんだ?」となるかもしれません。

イギリスならではの面白い週末でした。

 

 

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◎11月にロンドンで行われる他のイベントについて

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