なみへぇ×旅=『たびへぇ』ブログ

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イギリス唯一の温泉の街『バース』の1日観光ルート!おすすめスポット紹介

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こんにちは

先日、日帰りで「バース」に行ってきました!

ロンドンから電車で1時間半のところにあり、古い街並みが残る素敵な街です。

バースはイギリスで唯一の天然温泉があり、街の名前もそのまま「Bath」

 

遥か昔1世紀からローマ人がこの地に温泉を造り、その時代ごとの言葉で「水の街」と呼ばれてきました。 

Roman Bathの遺跡はまるで映画『テルマエ・ロマエ』の世界でした。

 

あれ、、、ローマ人ってイタリアじゃないの?!

と引っかかったあなた。私もそう思いました!

ローマ帝国の支配はかなり広範囲でイギリスまで到達していたそうです。

そのため、ローマ人が作った遺跡がイギリスにも残っています。

 

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世界文化遺産にもなっているバースの街並

 

私が辿ったバースの観光ルート

下の地図が私が11時~19時の間に辿ったルートです。(8月末)

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①ヴィクトリア・アート・ギャラリー(Victoria Art Gallery)
②パルトニー橋(Pulteney Bridge)
③バース寺院(Bath Abbey)
④ローマ浴場博物館(Roman Bath)
⑤サリー・ランの家(Sally Lunn's Historic Eating House&Museum)
⑥ファッション博物館(Fashion Museum Bath)
⑦サーカス(The Circus)
⑧ロイヤル・クレセント(Royal Crescent)外観のみ見学
⑨アレクサンドラ公園(Alexandra Park)

 

バースの街はコンパクトにまとまっているので1日で観光できて良いです。

 

今回は訪れませんでしたが、他に観光地として人気の場所は

ジェーン・オースティン・センター(The Jane Austen Centre)

・サーメ・バース・スパ(Thermae Bath Spa)イギリス唯一の天然スパ

等があります。

 

 

ローマン・バス(ローマ浴場博物館)入場の行列回避策

夏のローマン・バスへの入場は並びます。(下図)

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しかし、以下の方法を使えば並ばずスイッと入ることができます。

 

①事前にチケットを購入する

事前にネットからチケットを購入しプリントアウトして持って行く方法です。

購入サイト:https://www.romanbaths.co.uk/

 

②セット券を他の場所で買う

ローマン・バスとファッション博物館、ヴィクトリア・アート・ギャラリーの3つがセットになった券が割安で販売されています。

こちらは、インターネット、街中のインフォメーションセンター、各3つの博物館のチケットオフィスで販売されているので、このセット券を持っていれば、ローマンバスでは並ばずにそのまま入れます。

 

オススメは中心地からも近く、空いているヴィクトリア・アート・ギャラリーでセット券を購入することです。ローマン・バスから徒歩5分のところにあります。

 

個別入場料

ローマン・バス          大人£16.50

ファッション博物館        大人£9

ヴィクトリア・アート・ギャラリー 大人£4.5

 

Saver Ticket(3つのセット券)   大人 £22.50

 

 

1日の流れ

では1日観光した流れでバースの街の様子をレポートしてきます(^o^)/

 

朝11:00 Bath Spa駅到着

乗る予定だった電車が出発時刻の2分前にいきなりキャンセルになり、心の中で憤慨しながら1時間遅れて到着。

イギリスの電車は高いくせに、まともに運行してくれません。(´;ω;`)

 

駅を出たところに電話ボックスの花壇がありました。

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中心地に進んでいく途中で野菜や果物を売っていました。

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人参が細い!

 

街並みがクリーム色の石でできた建物で統一されていて綺麗です。

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やっぱりイギリスはロンドンより少し地方に行った方が街並みが綺麗な所がたくさんあります。

 

 

ヴィクトリア・アート・ギャラリー(Victoria Art Gallery)

私はこちらでSaver Ticket(セット券)を購入

セット券を使うと特別展示を見ることができます。

2階の常設エリアは無料です。

とても狭くぞれぞれの階に1部屋ずつしかないので、私はパーッと20分程で全て見終わりました。

 

2階の常設エリア

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1階の期間限定 特別展

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この時は花柄のパッチワークのアートでした。

 

 

パルトニー橋(Pulteney Bridge)

2012年公開の映画『レ・ミゼラブル』でジャベールが命を絶つ大事なシーンでも使われています。

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橋の上にはお店が並んでおり、橋の上だということを感じさせないような造りです。フィレンツェのヴェッキオ橋のようでした。

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橋の上の様子。普通の道と変わりないですよね。

 

橋の近くには公園もあり長閑な雰囲気です。

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マーケット

ちょうどヴィクトリア・アート・ギャラリーの裏にマーケットがあったので通ってみました。

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なぜ縦に並べないのか、とても取りにくそうな古本たち(笑)

でもカラフルで綺麗なのでパシャリ。

 

 

 バース寺院(Bath Abbey)

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荘厳な建物でひと際目立つバース寺院。

中は撮影禁止ですが、たまたま少年少女聖歌隊の素敵な歌声を聞くことができました。

一応無料で入場できるので、立ち寄ってみると良いと思います。

入場の際、寄付金£4を払うことが推奨されていますが、値段は任意です。

 

 

ローマ浴場博物館(Roman Bath)

バース一番の見どころローマ人が作った温泉の遺跡!

先ほどヴィクトリア・アート・ギャラリーで買ったセット券でスイスイ入場。

 

入場するとすぐにメインの大浴場を見ることができます。

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温泉にしては豪華すぎやろ!って感じですよね。笑

実際に使われていた頃は、教会に温泉施設がくっ付いたような場所だったそうです。多くの人が癒しを求めて集まり交流を深める場所だったんですね。

 

日本語のオーディオガイドが貰えるのでゆっくり聞いて2時間程見学。

それぞれの展示に番号が書かれているので、興味のある展示品の番号を打ち込み音声ガイドを聞きます。

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私は全体の80%ほどの説明聞いて約2時間だったので、気になったものだけ見るのならもう少し早めに見学は終われますし、じっくり全部聞きたい方はもう少し時間がかかると思います。

 

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本当に阿部寛さんがプハッと出てきそうな雰囲気(笑)

 

こちらはサウナルーム

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こちらはマッサージ室

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映像で人が映し出されています。


本当に現代の温泉施設の設備と変わらないですね!!

 

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こちらは呪いの板とも言われていて「オレの金品盗みやがってコノヤロウ。どうか神様、泥棒に天罰が下りますように」という思いが込められた文章の破片です。(本当はもっと綺麗な言葉で書いてあると思います。笑)

この紙を温泉に投げ込んでいたそうで、その破片が遺跡から見つかっています。

温泉に入っている隙を狙って、盗みを謀る人も多かったのでしょう。

きちんと水の神様に伝わるように、正式な言葉で誤字脱字なくこのお願いを執筆する職業があったそうで、、、かなり本格的。人の恨みは怖いですね~~

  

 

サリー・ランの家(Sally Lunn's Historic Eating House&Museum)

バースの名物パンBath Buns発祥のお店

食事やお茶を楽しめます。

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建物自体も古く地下の部分はちょっとしたミュージアムとお土産コーナーになっています。

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フランスから来たサリー・ランさんがパンを焼いているところ

 

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お土産でBath Bunを購入できます

 

食事スペースは1階~3階まであり、そこまで並ばずに入ることができました。

こちらは私が注文したスモークサーモンとクリームチーズのもの

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トッピングは色々選べ、デザート感覚でスイーツとしても食べられますし、シチューのようなものと一緒に食事としても食べられます。

味は普通のパンと同じでしたが、ふわふわで美味しかったです。

 

 

 

アセンブリー・ルーム&ファッション博物館(Assembly Rooms and Fashion Museum Bath)

ローマン・バスとのセット券になっていたこちら。

アセンブリー・ルームは、かつて上流階級の人々が舞踏会やお茶会など社交の場として使用してきた建物です。

その建物の地下はファッション博物館になっており、イギリス1の宝庫数で服がコレクションされています。

 

アセンブリー・ルーム

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ファッション美術館

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イギリス人のおばさまに「バースに行くなら、Fashion Museumにも行くといいわ。洋服の歴史が全て見れて、ロイヤル・ファミリーのドレスも飾ってあるのよ。もし洋服に興味あればね。」とオススメされたので行ってみました。

 

そのお言葉通り、ファッションに興味のある方には楽しめる場所です。

日本語のオーディオガイドもあるので、1600年代から現代までの服の歴史やロイヤル・ファミリーの洋服の解説を聞くことができます。

 

アレクサンドラ王女のウェディングドレス(1863年

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マーガレット王女(エリザベス女王の妹)の私物ドレス

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ロイヤルファミリーのファッションはかなり注目され宣伝効果もあるため、エリザベス女王はイギリスブランドの物だけを身にまとうようにしているそうです。

しかし、慣例にとらわれない性格だったマーガレット王女は、自分の大好きなDiorのドレスを身にまとっていたそうです。

この写真のドレスも全てDiorのオートクチュール

どれも品があり、女性らしく、素敵ですね。

私はマーガレット王女のファッションが1番好きです(^^)

 

ちなみにマーガレット王女はヘビースモーカーだったこともあり、71歳の時に、お姉さんや母親よりも早く亡くなってしましました。(母親は101歳と長生き)

 

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途中で昔の衣装を体験できるコーナーがありました。

 

オーディオガイドはじっくり全ての解説を聞いていたら2時間程かかったので、時間がない方は気になったものだけをピックアップして聞けば十分だと思います。

 

 

サーカス(The Circus)

観光スポットにあげられていたので、行ってみることに。

この写真のような曲線の建物が隣同士に並んでいて、綺麗な丸を描いでいます。

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建物として美しかったです。

 

 

ロイヤル・クレセント(Royal Crescent)

こちらもサークル同様、綺麗な曲線描いた建物。

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生で見ると建物も大きく圧巻です。写真より実物の方が綺麗!

チラッと外観を見るだけでも訪れてみる価値はあると思います。

 

この一角にNo.1ロイヤル・クレセントという名前のミュージアムがあります。

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建物の1号室を一般公開していて、貴族の暮らしぶりを見ることができます。

入場料 大人£10.30

 

時間がないのと、入場料がかかるのとで今回はパス。

 

 

ジェーン・オースティン・センター(The Jane Austen Centre)

こちらもパスしたのですが、観光地として人気のジェーン・オースティン・センター。

前だけ通ったので外観をパシャリ

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高慢と偏見『エマ』『説得』などを書いたイギリスの有名作家ジェーン・オースティンの記念館です。

入場料 £12 

 

アレクサンドラ公園(Alexandra Park)

トリップアドバイザー情報で景色が綺麗と知り、行ってみることに。

人も少なく穴場で、丘の上にある公園からバースの街を一望できます。

私的にはオススメ度★5つの場所です!!

Bath Spa駅から中心地とは反対方向に15分程歩くんですが、なんせ丘の上にある公園なので登り階段は息切れ覚悟で臨んでください(*_*)

 

Google mapに沿って歩いて行くと看板発見

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ここから階段地獄が始まります。

 

となりのトトロのような道

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あと40段だよ!頑張って!と言ってくれている看板

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そしてついに…!!

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たったら~~~~♪♪

こ、これは綺麗すぎる!!!

頑張って登った甲斐がありました!

 

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このベンチに座っていつまでも見ていられます。

夕暮れや夜の景色も綺麗なんだろうな~!

夏はなかなか日が落ちないので、今回は夕焼けの景色は断念。

 

必死に息切れしながら上ったのに、目の前まで車で来れるみたいで、車の人が羨ましかったです、、

 

とにかくバースまで来たなら、この景色を見ずに帰るのはもったいないです!是非訪れてみてください!

 

 

まとめ

バースの街の様子はいかがでしたか?(^o^)/
ロンドンから日帰りもでき、観光地として有名なコッツウォルズストーンヘンジからも近いので、旅行でイギリスに訪れる際は、まとめて一緒にツアーに参加するのもオススメです。

街はそこまで大きくないので、観光地もすべて徒歩で回れてしまいます。美術館・博物館は17-18時頃には閉まるので、予めどこを見学したいのか決めておくと良いと思います。

 

◎おすすめイギリス現地ツアー

日本語で予約可能。バースやストーンヘンジコッツウォルズウィンザーなどのツアーの種類が豊富です。

 

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