なみへぇ×旅=『たびへぇ』ブログ

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【ややこしいイギリス英語】ファッション用語編~アメリカ英語との違い

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こんにちは!

今回は「ややこしいイギリス英語~ファッション用語編~」ということで

私がイギリスに行って「それってそうやって言うんだ!」とか、「え?何その単語?」

と困惑した表現を紹介していきます!

 

学校教育的にも文化的にも、日本ってアメリカ英語の方が浸透していたりするんですよね。

言った単語が違う意味に捉えられていたり、逆に自分が違うものと解釈していたり、、

ファッション用語は、間違いを起こしやすいややこしい表現が多いので、順番に見ていきましょう!

  

「クイズこれはイギリス英語で何という!?」

デデンッ!では、いきなりですが、楽しくクイズ形式で見ていくことにします!

皆様お付き合いの程よろしくお願いします。

 

 

 

第1問、セーターはイギリス英語で?

。。。え、セーターは「スウェラー(sweater)」やろ?

それは発音もバリバリのアメリカ英語だね。イギリス英語では「jumper(ジャンパー)」って言います!

 

これはややこしい単語第1位にランクインするかもしれない。

だってジャンパーって日本で言ったら、上着を想像しますよね。

でも、イギリスではセーターのことなんですよ~💦

 

イギリス人がクリスマスの時期に着る、「小学生が着る服か!」と突っ込みたくなる程だっさいセーター

 (こちら↓)は

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「クリスマスジャンパー(christmas jumper)」と呼びます。

 

あのイギリス映画『ブリジットジョーンズの日記』の冒頭シーンでもクリスマスジャンパーを着るコリン・ファースが登場しました。

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でも、何故かイギリスにいると欲しくなってしまうこのダサセーター。。

(帰国したら家の中でしか着れない)

 

 

第2問、スニーカーはイギリス英語で?

スニーカーは「スニーカー(sneakers)」じゃないの?

それも実はアメリカ英語なんだよね~。イギリスでは、「trainers(トレーナー)」って言います!

 

トレーナーと言ったら、日本では、スエット素材のトップス、パーカー、フーディーみたいなものを想像しちゃいますよね。

ホントややこしい。

 

まぁでもよく考えてみると、トレーニングシューズだからトレーナーっていうのも、理にかなってますよね。

じゃあ、スニーカーはスニーキングシューズなのかって話ですが、「sneak」って英語で「コソコソ動く」っていう意味があります。

「sneak out」 だと「こっそり出ていく」

「sneak in」だと「忍び入る」って感じになるので、確かにコソコソ動き回るのに適してそうな靴ですね(笑)

 

 

第3問、ズボンはイギリス英語で?

ズボンなんて表現ダサいね。パンツ(pants)でしょ。

パンツはイギリス英語だと下着のパンツのことになっちゃうよ~正解は「trousers」

 

や、「trousers」なんて聞いたことないよって方も多いと思います。

私もイギリスに来るまで聞いたことありませんでした。

発音は「o」の部分にアクセントを置いて[tráuzəz]と発音します。

 

イギリス人も、アメリカ人が「trousers」のことを「pants」というのは知っているので、もし間違えてパンツと言ってしまっても汲み取ってくれるとは思いますが、イギリスにいる間はイギリス英語を使うようにしましょう!

 

ちなみに先ほどの靴も同様ですが、2つあるものは最後に「s」を付けることをお忘れなく。

 

 

第4問、ワンピースは英語で?

ワンピースは和製英語って聞いたことある気がする!

そうそう。ワンピースは和製英語なんだよね。これはイギリスに限ったことではなく、アメリカ英語でも「dress(ドレス)」って言います!

 

日本だと「ドレス」って、パーティーとかのフォーマルな場所に着ていく豪華なもののイメージがあるけど、普通のカジュアルなものだって「ドレス」と呼びます。

 

「one piece(ワンピース)」と使うのは、ビキニじゃない上と下が繋がった水着を表す時ですかね。

 

もしお友達が素敵なワンピースを着ていたら、「I like your dress!」と褒めてあげましょう(^▽^) 「That's a nice dress! 」「That suits you!」でもOK

私もよく使います。服装を褒められるのは、自分が言われても嬉しいですしね!

 

 

第5問、長靴はイギリス英語で?

レインブーツ(rain boots)でしょ?!

イギリスでは「wellington boots(ウェリントンブーツ)」って呼びます。

 

ウェリントン・ブーツ。なんじゃそりゃって感じですね。

長いのでよく「wellies(ウェリーズ)」と略して言います。

 

なんでウェリントンブーツなのかと言うと、19世紀初頭にウェリントン公爵が履いて人気にさせたから。

もとは乗馬する際に脛を守るための革靴だったらしいですが、今はゴム製の長靴を意味するようになっています。

 

 

第6問、サスペンダーって何のこと?

サスペンダー(suspenders)ってあれでしょ。ズボンが下がってこないように肩から吊るすゴムのベルト

↓これ

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そうそう!日本はみんなそのことをイメージするよね!アメリカだって日本と同じように使うよ!でも、イギリスでサスペンダーって言ったら、ちょっとセクシーなものを連想しちゃうかも。。。

 

実は、日本のサスペンダーはイギリスでは「braces」と言い、

「suspenders」は、下着としてニーハイソックスを吊り下げる、日本でいうとガーターにあたるものです。

 

↓google画像検索

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いやん。セクシー(/ω\)笑

 

ちなみに「braces」は歯列矯正のあの銀色の装置のことも意味します。

「suspend」という動詞は「ちゅうぶらりん」な様子をイメージして、「(物を)吊るす、ぶら下げる」とか「(物事を)一時停止する、保留する」という意味になります。

 

 

第7問、イギリス英語でknickersとは?

スニッカーズでは...ないよね!?

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や~スニッカーズ美味しいよね。発音は本当にスニッカーズの S をなくした「ニッカーズ」って発音するんだけどこれは女性用の下着のことを表します!

 

kは発音しません。

これは別にセクシーな言葉でもなんでもなく、普通にパンツを表すときに使います。

イギリスではpantsというと、男性用も女性用も両方表しますが、knickersは女性用下着のことだけを表します。

どちらかというとknickersは年配の人たちが使う単語のイメージがありますね。

 

 

第8問、パジャマの綴りはイギリス英語だと?

実はパジャマの綴りってアメリカ英語とイギリス英語だと違うんですよ

 

アメリカだと、「pajamas」。イギリスだと「pyjamas」。

 

本当にややこしい。

どちらも発音は「ジャ」にアクセントを置きます。

 

日本の学校では、アメリカ英語の綴りで教えられているから、私が初めてイギリス留学した時は、全部の作文のスペリングを直されたなあ。

例えば

イギリス「theatre」アメリカ「theater」

イギリス「travelled」アメリカ「traveled」

イギリス「colour」アメリカ「color」

イギリス「organise」アメリカ「organize」

などなど。

例をあげたらキリがないですが、上にあげた例は全て規則性があるものなので、覚えてしまえば簡単です!

 

 

第9問、イギリス英語でvestとは?

ベスト(vest)って言われたら、シャツの上から羽織る袖なしの服を想像しちゃうよな~

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↑これのことだよね
これはイギリスでは「waistcoat(ウエストコート)」って呼びます。
イギリス人が「vest」って言われて想像するのはこれ↓

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え、これってタンクトップだよね?

 

イギリスで「vest」と呼ばれるのは、ノースリーブの下着のこと。
袖がなく、シャツの上などに来て、前ボタンで閉めるもの(日本でチョッキと呼ばれているもの)は「waistcoat」です。


まとめると
下着のタンクトップ=イギリス「vest」、アメリカ「undershirt」
チョッキ=イギリス「waistcoat」、アメリカ「vest」
となります。

 

ちなみにこのタイプ↓も日本ではベストと呼ばれていますが、

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これは「slipover」や「sleeveless jumper」などと言うみたいです。

 

ややこしいですね~

 

 

まとめ

今回は、ファッションに関わる紛らわしいイギリス英語を紹介しました!

個人的にはjumperがセーター、trainersがスニーカー、vestがノースリーブシャツってのが特に紛らわしいかなと思います。

どれも日本語に存在する言葉だけあって、ごちゃまぜになってしまいます。

イギリスで生活しているとどれも聞く単語なので、とりあえず頭に置いておいて、またその単語に出くわした際に1つ1つ覚えていきましょう!

 

 

 ↓(アメリカ映画だけど)ファッションといえばこれ!

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