セーチェニ温泉への入り方・持ち物・水着レンタル利用方法など徹底解説~冬のハンガリーブダペスト旅行
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温泉大国のハンガリー!
ハンガリーでは水着で入る温泉施設がたくさんあります。旅行に来たら一度は体験してみたい物のひとつです。
私はその中でもブダペストで1番有名なセーチェニ温泉に行ってきました。
(私が行ったのは11月の気温が1~4℃の寒い日でした。)
今回はその時の体験談をもとに日本とは少し使い勝手が違うセーチェニ温泉の入場方法や持ち物など皆さんに解説したいと思います!
セーチェニ温泉の外観
とても立派な建物です。
セーチェニ温泉について
1913年に建てられたヨーロッパ最大の温泉施設で、露天風呂、室内風呂、サウナ、マッサージ、ジムがあります。
日本の温水プールのような感覚で、男女混合で水着で入浴します。
ゆったり浸かる温泉のほかに、キャップ着用必須の水泳プールもあります。
行き方
地下鉄1号線 セーチェニ温泉(Széchenyi Fürdő)駅のすぐ目の前
営業時間
毎日 朝6時~夜10時まで
エントランス
エントランスは3ヵ所あるようで、私は電車の駅がある南西の入り口から入りました。
後からわかったのですが、北西のエントランスでは水着の販売もしていました。
館内マップ
矢印のマークを付けたところが入り口です。
地図左の南西側のエントランス
外との温度差でレンズが曇っていますが、内装も思わず写真を撮りたくなる豪華さです。
館内探検中にみつけた北西側のエントランス
先ほどのエントランスにはなかった水着も売られていました。
持ち物
必要な持ち物は
・タオル
・水着
・濡れた水着を持ち帰る袋
あったら便利な物は
・水泳帽(※水泳プールを利用する場合は必須)
・ビーチサンダル(冬は露天風呂を歩く時、地面が氷のようだったので)
・髪をしばるゴム
・サングラス(夏場の日差しが強いときは)
プールに行くような感覚で準備するといいかもしれません。
私は用意がなかったので、タオルは宿泊先から拝借し、水着はレンタルしました。
のちほどレンタル方法もご紹介します。
チケットの種類と料金
入場料金の目途は5,200~6,200ft(2000円~2400円程)
平日と土日祝日、また時間帯でもいろいろ違うので公式HPのものを載せます。
少し見やすいようにマーカーをつけました。(2019年2月現在のもの)
(出典 http://www.szechenyibath.hu/prices)
チケットは当日窓口かネットで事前購入ができます。
時間帯では
Morning:朝6時~8時の2時間
Afternoon:19時以降
Daily:上記以外
と値段が変わるようです。
また紫のマーカーを引いたところは、ハンガリー語または英語でのガイドツアーもあるみたいですね。
そして黄色と緑のマーカーで色分けしたCabinとLockerは何のことかわかりにくいですが、更衣&持ち物の保管をどこでするかという違いです。
ロッカー(Locker)は、日本のようにただロッカーが並んだ更衣室(もちろん女性男性と別れています)
Cabinはこのような個室の部屋を借りられます。
日本人の私からしたら温泉といえばロッカータイプが普通なので、キャビンって何?着替える時他の人に見られたくないから?家族みんなで一緒に着替えるられるように?と疑問が残りました。
水着やタオルのレンタル
用意がなくても水着やタオル、水泳帽などはレンタルができます。
こちらが公式HPのレンタルサービスの料金表です。
(出典 http://www.szechenyibath.hu/prices)
Swimming Suitの欄をみるとPrice 3,000Ft 、Deposit 3,000Ftと書かれていますが、
こちらは水着を借りるのに最初に6000Ftを払い、ちゃんと返せば3000Ftが返ってくるという意味です。実質3000Ft(約1100円)で借りれるってことになりますね。
最初の6000Ftはクレジットカードでも払えました。デポジットは現金で返ってきます。
この借りた水着ですが、小学生のスクール水着のようで正直恥ずかしかったです(笑)
胸の部分にプラスで布やパッドもなく、「誰も私のことなんか見ていないわ」と思いながらも移動する際はタオルが離せませんでしたw
結論、自分の水着を持ってくるのが1番です!
入場方法
まずエントランスで入場料金を払います。
チケット窓口
無事支払いを済ませたら、チケットの代わりとしてこのリストバンドが貰えます。
こちらは入場の際、またロッカーの開け閉めに使います。
ENTREEと書かれた方向に進むと、まず最初のリストバンドの出番がやっています。
このゲートにリストバンドをかざして入場。
帰りはここでバンドを返却します。
係りの人が1人立っていて、キャビンかロッカーどちらですか?と聞かれました。自分のチケットの種類を伝えると、こちらに進んでくださいと教えてくれます。
水着等をレンタルする場合は、この入場ゲートを入ってすぐのところに貸し出しコーナーがありました。
そして2回目のリストバンドの出番はロッカーの鍵の開け閉め
リストバンドをかざしてからレバーを赤に回すとロック
リストバンドをかざしてからレバーを緑に回すと開錠です。
あとは水着に着替えてタオルを持って、お風呂場にGO!
温泉浴場の中
浴場に行くと防犯カメラ付きの荷物置き場と個室シャワーがあるので、まずはシャワーを浴びます。
そして早速お風呂に入ってみると、、、
ぬるい。
とても、ぬるい。
浴槽に寄って温度が若干違いますが、ほとんどがぬるかったです。
冬の冷え切った体はお風呂では温まらなかったので、サウナに移りました。
サウナは日本と同じようでした。
室内には10以上の浴槽といくつかのサウナがあり、ベンチでゆっくりくつろぐこともできます。
1つのお風呂で水中エクササイズのような講座も開かれていて、本当に市民プールのようでした。この温泉が交流の場になっているんですね。
そして、露天風呂へ移ってみます。
そうそうこれ!よく写真で目にする光景は(*'▽')
ちなみに真ん中の渦巻きみたいなところは流れるプールになっていて、みんながプカプカ回っていました(笑)
流れに身を任せてクルクルして楽しかったな~~
外に出ると気温は3℃とかで、お湯の中に入ってしまえばいんですが、外を歩くのが極寒でした!!しかもビーチサンダルを持っていなかった私は、まるで氷のように冷たい地面を裸足で歩き、もう何かの修行をしているようでした( ̄▽ ̄)
そしていつかテレビで見た温泉でチェスをするおじさん達も生で見ることができ、少し感動しました。
露天風呂は大きな浴槽が3つ並んでおり、真ん中はプールになっています。プールを利用するには帽子が必要なので、水泳をしたい人は持参することをお忘れなく~(^^)/
あとエステなんかもあるみたいです。
所持品の置き場所
先ほども少し紹介したように、お風呂場には荷物置き場(棚)があります。そこには防犯カメラが付いているのですが、ベンチ付近には付いていません。
荷物を置く場合は、ベンチではなく荷物置き場に置きましょう。
スマートフォンなど置いている人もいましたが、私は何となく心配だったのでタオルだけ持ち込みました。
(というか、お風呂場に携帯とかカメラを持って行っていいなんて知らなかった)
写真撮影について
日本では温泉やプールで写真撮影は禁止ですが、普通に観光客がセルフィーを撮ったり建物を背景に記念撮影したりしていて驚きました。
(マナー的に他人はあまり撮らない方がいいかもしれません。)
なので私もお風呂を楽しんだ後、ブログ用の写真を撮るためにロッカーへカメラを取りに戻りました。
あの極寒の露天風呂にまた出るのは気が引けましたが。。。
お土産
帰りには水の自販機の横にこんな記念メダル製造機をみつけました。
なにか記念になるものが欲しい方はどーぞ!
まとめ
ブダペストにはまだまだ他の温泉施設もありますが、まず王道のセーチェニ温泉に行ってみました。ハンガリーならではの文化を味わい、いつかテレビで見た温泉でチェスをするおじさんたちも生で見て、自分がハンガリーに来たことを実感しました。
綺麗な夜景があり、水着で入れる温泉施設があり、カップルで来たらめちゃくちゃ楽しい街なんじゃないかと個人的に思いました。ブダペスト。
冬は凍えそうでしたが、夏に来たらもっと開放的な雰囲気なのかな?
是非みなさんもヨーロッパの温泉を楽しんでみてください!(^o^)/
私の旅のおとも『まっぷる』