ヴァレッタとイムディーナの1日観光ルート・所要時間~冬のマルタ旅行
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こんにちは!
前回の記事から期間が空いてしまいましたが、去年1月に行ったマルタ島旅行について、
マルタの首都「ヴァレッタ」と、古都「イムディーナ」を観光した1日を紹介していきます。
最近まとめ記事が多かったので、久々に旅行気分になれるような日記感覚で書こうかなと思います^^
マルタ旅行を考え中の方で、「観光にはどれくらい時間がかかるのかな?」と思っていた方は、「こんな時間の使い方・1日の流れになりそうだな」ってのを感じて、計画作りの参考にしていただければ幸いです。
それでは、マルタ観光スタート!
- 10:00 フェリーでスリーマからヴァレッタへ
- 10:10~ ヴァレッタ観光
- 10:30 聖ヨハネ准司教座聖堂
- 11:30 メイン通りで食べ歩き
- 12:30 ローワー・バラッカ・ガーデン(Lower Barraka Gardens)
- 13:30 アッパー・バラッカ・ガーデン(Upper Barraka Gardens)
- 15:00 カフェで一息
- 15:30 観光の続き
- 16:00 バスでバレッタからイムディーナへ
- 17:00 イムディーナ観光
- まとめ
10:00 フェリーでスリーマからヴァレッタへ
宿泊ホテルのある「スリーマ」という地区から、まずフェリーで世界遺産の街バレッタへ向かいました。
↓宿泊ホテル(フェリー乗り場から徒歩5分)
ぺブルズ ブティック アパートホテル(Pebbles Boutique Aparthotel)
フェリーは15分置きに出航していて乗船料は片道1.5ユーロ、往復2.8ユーロ。
地元民の足にもなっている便利な交通手段です。
乗船時間は10分程とあっという間で、もう少し船旅を楽しみたかったな~というのが感想
↓フェリーの詳細(時刻表など)
↓船の上からの景色はこんな感じ
遠くから見たバレッタの街並みの全体像を写真に収めたり、ちょうど通りかかったヨットの列を眺めたり、良い景色でした^^
10:10~ ヴァレッタ観光
そしてあっという間に到着
到着するとまず、観光客向けに「馬車で観光しませんか~?坂道も楽々だし、こんなルートで案内するよ~~」というキャッチが私たちをお出迎えしてくれました。笑
値段はネット情報の平均だと10分10ユーロくらい(だいたい2人乗りかな?)
価格交渉可能です。
ヨーロッパの観光地では多いですが、日本ではあんまり馬車に乗る機会もないので、ご興味のある方はどうぞ!
ただヴァレッタ自体そんなに大きくはないので、徒歩でも簡単に廻れます。
街並みを堪能
まず中心地に向かって10分程坂道を登っていきました。
すると、クリーム色の石灰石で作られた建物が並び、思わず写真を撮ってしまいました。
カラフルなドアと窓がまた可愛らしい(*'▽')
細い道に4階はある高い建物が並んでいるので、威圧感というか切迫感というか(うまい表現が見つからない)
圧倒されるものがありました。
10:30 聖ヨハネ准司教座聖堂
まず最初に向かったのは、ヴァレッタ観光にはずせない聖ヨハネ大聖堂。
マルタは昔からカトリックの信仰が根強く、宗教が強大な権力を握っていた歴史があります。
その大きな権力を持っていた「マルタ騎士団」は各国の有力貴族出身者だったこともあり、マルタの信仰の中心となったこの教会では、当時の偉大さが感じられる豪華絢爛な創りになっています。
一見外から見ると、普通の教会にも見えますが...
中に入ると息をのむ美しさ!
金ピカです!!☆
祭壇
上を見ても美しい絵画
下をみても立派な大理石(墓石)
横の壁の模様も細かくて金ピカ!
礼拝堂の天井
四方八方見どころだらけで、どこから目を向ければいいのかわかりませんでした!!
思わずキョロキョロしてしまいましたが、とっても便利だったのがオーディオガイド。
オーディオガイドはチケット料金に含まれているので入場の際に受け取ってくださいね。
1つ1つ日本語で、建物のこと、歴史のことを解説してくれます。
オーディオガイドの8割程を聞いて見学時間は1時間程でした。
ヴァレッタの中でも1番の見どころなので時間をかけて良いと思います。
オーディオガイドには、マルタ語、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、日本語の8か国語があり、この数々のヨーロッパ言語の中に日本語が含まれていることに驚きました。
昔からマルタは日本人に人気ということですね!
入場料:大人10ユーロ
オープン時間:平日9:30~16:30、土曜9:30~12:30、日曜・祝日休み
詳細
https://www.stjohnscocathedral.com/
11:30 メイン通りで食べ歩き
さて、教会を出てすぐの1番の繁華街を歩いていると美味しそうな、ペストリー屋さんを発見👀
左がチーズの入ったパイのようなもので、右が四角いピザです。
この日の昼食は、この食べ歩きで終わりました。
どちらも美味しく、すぐペロッと食べれました!
ミュージアム
そのまま北東に、半島の先っちょの方に歩いていくと、国立戦争博物館(National War Museum)がありました。
ミュージアムはあまり惹かれず入りませんでしたが、ミュージアムショップには日本語のマルタ観光ブックなども置いてありました。
その入口で便利な無料マップをゲット( ̄▽ ̄)
オレンジの番号が観光スポット、緑の番号がガーデン。
とりあえずここに載っている場所を回ってみることにしました。
ここで汽車型観光バスに出くわします。
思いの他、満席状態。
12:30 ローワー・バラッカ・ガーデン(Lower Barraka Gardens)
海岸沿いを歩いて、「いい景色だな~」と写真を撮っていると、写真右の塔に人が集まっているのを発見。
きっといい眺めなんだろうと近づいてみると、、、
こんなに大きな鐘がありました。
マルタの建物が作られている石灰石は柔らかく、すぐ傷がつくので落書きが彫ってありました(^▽^;)
爪でもうっすら跡が残ってしまうほど。
そのすぐ隣にはガーデンがあり、1月でもこんなに緑が生い茂っていてとても気持ち良かったです。
一休みできるベンチも置いてあり、綺麗な景色を眺めながらゆったりできました。
この後もう一つのアッパー・バラッカ・ガーデンという所に行くんですが、
こちらのローワー・バラッカ・ガーデンの方が人が少なくゆったりしていました。
敵から身を守るために高い城壁で囲まれているのがわかります。
街並み堪能パート2
ローワー・バラッカ・ガーデン~アッパー・バラッカ・ガーデンまでの道のりで素敵な街並みをたくさん見つけました。
花壇には花が咲き、空は青く1月の真冬なのにまるで夏のような写真
イギリス領だったころの名残の赤いテレフォンボックスが、ベージュ色の街中で目立ちます。
写真を撮りながらゆっくりお散歩を楽しみました。
13:30 アッパー・バラッカ・ガーデン(Upper Barraka Gardens)
先ほどのガーデンから15分程歩いたところにもう一つ公園があります。
アーチが美しい
こちらのガーデンにはカフェもあり、青空の下でコーヒーなど楽しめます。
↑あたかもお客さんのように、席であくびをしながら注文を待つ猫。
のんびりしてるな~~
そしてこの公園の見どころはこの大砲(本物です)
今でも毎日12時に空砲が発射されるとのこと。
時間を合わせて訪れてみてもいいですね!
↑こちらは映画の撮影スポットが示されている画面
『トロイ』『グラディエーター』『ワールド・ウォーZ』『ミュンヘン』『キャプテン・フィリップス』アニメの『ポパイ』等
本当にたくさんの映画がマルタで撮影されたんですね!
首相官邸(Auberge de Castille)
先ほどの地図に載っていたこちら
ひと際美しい外観でなんだろう?と思っていましたが、調べたら首相官邸とのこと。
外観を見るのみなので「綺麗だな~」と写真だけ撮って終了。
15:00 カフェで一息
ネットで調べた「Caffe Cordina」という老舗カフェに入ってみました。
ショーウィンドウには数々のデザート
隣にアイスクリーム屋さんも併設してました。
内装も豪華
せっかくマルタに来たので、マルタの伝統スイーツを選んでみました。
そして見た目で選んだのこちら。
ヌガーのような触感とドライフルーツで重く、あいにく私の口には合いませんでした。。(もともと甘いものそんなに好きじゃない)
ちなみにメニューにはこんなにたくさんの種類のデザートがあります。
なんだかマルタの料理は美味しいんですが、マルタ伝統のデザートに関しては美味しそうなものに出会うことができませんでした(´;ω;`)
マルタ伝統にこだわらず、美味しそうなイタリアンっぽいデザートにしておけばよかった、、、
誰かアイスクリーム以外に美味しいマルタデザートに出会えたら教えてください。笑
15:30 観光の続き
あとは先ほどの地図に載っていて、まだ見ていなかった場所を回りました。
騎士団長の宮殿(Grandmaster Palace Courtyard)
衛兵が入口を警備中
中に入れると知らずに通り過ぎてしまいましたが、(政府機関として現在も使われているため日によっては見学不可とのこと。きっとこの日も見学不可の日だったんだろうと思っておきます。笑)
且つて騎士団長が住んでいたお屋敷で、豪華な内装の邸宅や、執務室、兵器庫が見学できるそうです。
入場料€10
セントポール大聖堂(St Paul's Pro-Cathedral)
特に先ほど手に入れたマップには載っていいませんでしたが、遠くからヴァレッタを見た時に1番頂上にあり目立っていた教会。
気になったので、見に行ってみました。
おそるおそる扉を開けてみると、中に入れるようだったので見学させてもらいました。
中はこんな感じ
観光スポット化されていないので、人はほとんどいませんでしたが、広くて立派な建物でした。
16:00 バスでバレッタからイムディーナへ
結構ゆっくりめにヴァレッタを回ってはいたものの、街が予想外に小さくて時間を持て余してしまいました。
中途半端な時間ではありましたが、ホテルに帰るのも早いので急遽イムディーナという町に行くことに決定!
最初からイムディーナにも行くことを計画しておけばもっと効率的に廻れたかもしれないですね💦
しかもフェリーの往復チケットを買ってしまったけど、結局帰りはイムディーナからバスで直接ホテルまで帰ったため使いませんでした!笑 まぁそれも旅ですね。
バレッタを出た時はまだ明るかったのですが、40分程バスに乗っている間にすっかり日が暮れてしまいました。
17:00 イムディーナ観光
イムディーナは、ヴァレッタが首都になる前の古都で、外敵から身を守るために掘と城壁で囲われています。
日本のお城のような感じ
首都がヴァレッタに移ってからは、人が少なくなり、「静寂の町」と呼ばれるようになったんだとか。
現在は約300人がこの城壁で囲まれた小さな町に住んでいるのだそう。
↓メインゲートも夜だから更に映画のワンシーンのような荘厳さ
この街に入る入口も3つしかありません。
中に進んで行くと、まるで別世界に迷い込んだかのような景色が広がっていました。
独特な雰囲気で少しモロッコのマラケシュに似ているなと思いました。
庭は中にあるんでしょうか?道のギリギリから建物が高い壁を作っているので、迷路に入り込んでしまったかのような不安を感じました。
道も真っ直ぐではなく、グネグネしていて、敵が入ってきてもすぐに奥まで進めないようにしていたのかな?なんて思いました。
イムディーナはラバト国際空港からも近く、少し高い位置にあるため、遠くまでよく見渡せました。
聖パウロ大聖堂
町の中ひと際目立つのがこの大聖堂
ヴァレッタの聖ヨハネ大聖堂と比べてしまうと豪華さには劣りますが、こちらも荘厳としていて圧倒されます。
17:30 バスでホテルのあるスリーマへ
さてイムディーナを1週見て写真もたくさん撮り、ホテルのあるスリーマに帰宅
18:30 夕飯
前日と同じく気に入ったマルタ料理レストランで夕飯を食べ、この日の観光を終えました。
この日頼んだ料理も大満足^^
マルタ料理美味しかったな~!
レストランの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ
まとめ
ヴァレッタの観光は聖ヨハネ大聖堂以外中に入って見学はせず、ほとんど外観を見ながら散歩する程度だったので、あまり時間を取られませんでした。
街自体もスタスタ歩けば、たぶん1時間弱で回れてしまう大きさです。
大聖堂以外にも、ミュージアムや騎士団長の宮殿も見学していたら、1日丸々かかっていたかもしれません。
私が訪れた場所の中で良かったな~と思ったのは、やはり聖ヨハネ大聖堂、アッパー・バラッカ・ガーデン、途中で休憩した老舗カフェです。(きっと他のものを注文すれば美味しかったはず(笑))
1日ヴァレッタで過ごす予定だったのを急遽変更し、訪れたイムディーナも、本当に異空間で不思議な雰囲気に包まれ、訪れて良かったです!
昼間の明るいうちに行ったらまた違った雰囲気だったかもしれません。
マルタは、るるぶのような分かりやすいガイドブックもなく、あまり下調べせず、現地でGoogleで検索しながら回っていたので、効率的ではなかったと思いますが、
マルタのゆった~りした雰囲気の中、のんびり写真を撮りながら散歩できたのも楽しかったです!
ヴァレッタの観光にはどれくらい時間がかかるのかな?と思っていた方は、ぜひ時間の使い方など参考になさってください(^o^)/ ではでは~♪